子どもたちは、この世にかけがえのない存在として生まれました。
子どもたちは、育ちゆくすばらしい「いのち」の種を宿しています。
ひとりひとりが、その「いのち」を輝かせるために、生まれてきたのです。
今月の聖句
あなたがたのうち、塔を建てようとするとき、造り上げるのに十分な費用があるかどうか、まず腰をすえて計算しない者がいるだろうか。
ルカによる福音書14章28節
園長先生からの今月のメッセージ
卒園・進級を控え、新たな希望に胸をふくらます季節を迎えました。1年前の春を思い起こし、ぐりぐら、ハリー、エルマーの子どもたち一人ひとり、この1年で大きな成長を見せてくれたことを嬉しく思います。幼稚園で子どもたちは、多くの友だちや先生たちの間で自分という存在を認識し、自他を意識しながら自分を育ててきました。主体性が育っていったことを思います。その主体性とは~子どもが夢中になって遊んでいる時、その状況そのものが、集中力が養われていることになります。集中力は知的好奇心を深め、探求心に繋がっていきます。探求心は自分で調べたり考えたりという意欲につながり、誰かに言われなくても自分で行動したり判断したりする力となっていきます。子どもが遊びこむことが将来自分の力を発揮する基礎、主体的に生きる力となるのです。~ 夢中になっているお子さんの姿を是非、見守ってあげてください。小学校に行ったとき、先生から、たとえ落ち着きのない子、自由人と言われたとしても、是非お子さんの心の中で育とうとしているものに目を向けてあげてください。そして他人からの評価を気にするあまり自分の意志で物事が決められない、主体性の芽を摘み取られた子どもにならないように見守ってあげましょう。すずらん幼稚園が大切に思って子どもたちに関わってきた根っこの教育がこれからも子どもたちの内面的な成長に欠かせない力となりますようにと願います。今年度はWAKU積木を見直して研究する機会をいただきましたが、その中で本園卒園児の言葉に出会いました。「自分のやりたいことを自分でよしとして、進む力、人と比べず、自分が表現したいことを自分で認めて進む力がWAKU積木を使っての自発的で満たされた表現活動の体験によって培われたと思う。」と。自発的に堪能するまで遊びこむことのできる幼稚園生活を通して生きるための知恵が豊かに身につき、自分をコントロールする力、他者と共に生きる力、自分の道を切り開いてゆく心構えが育つことと思います。これからも望ましい子どもたちの育ちのため幼稚園と保護者の皆様とで力を合わせていきたいと願います。卒園していく子どもたちが、これから広がる新しい世界で幸せに生き生きとした日々を過ごし、人間性豊かに育ってくれますように、神様の祝福がいつも豊かにありますようにとお祈りしています。また進級する子どもたちの益々の成長と幸せを願い、来年度も保育に当たりたいと思います。
保護者の皆様にはこの一年も温かく幼稚園を支え、ご協力をいただきましたことを感謝いたします。またクラス委員の皆様の献身的なご活躍に心より御礼申し上げます。皆様、一年間本当にありがとうございました。
園長 髙田敦子
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