子どもたちは、この世にかけがえのない存在として生まれました。
子どもたちは、育ちゆくすばらしい「いのち」の種を宿しています。
ひとりひとりが、その「いのち」を輝かせるために、生まれてきたのです。
今月の聖句
それどころか、あなたがたの髪の毛までも一本残らず数えられている。恐れるな。あなたがたは、たくさんの雀よりもはるかにまさっている。(ルカによる福音書12章7節)
園長先生からの今月のメッセージ
子どもがすこやかに育ってほしいと願うのは、保護者のみならず、この世界の希望です。
では「すこやか」とはどんな状態でしょう。これには体の健康だけでなく*自己肯定感が高い*感情のコントロールが上手*他者への信頼感と優しさ*人を頼れる安心感*好奇心が旺盛で前向きな行動力、といった精神的な安定も加わります。そのためには♡眠ること♡きちんと食べること♡ちゃんと遊ぶこと♡愛されていること♡愛されていると実感していることが大切です。以前にもお伝えした明和政子教授の研究では幼少期の感情制御の発達は生涯にわたって心身ともにすこやかに生きられるかを予測する重要な指標であることが明らかにされています。感情とは緊張するとお腹が痛くなるなど、脳と腸の絶え間ない双方向のやりとりにより生ずるものという研究が進み、更に腸内の微生物が脳―腸相関関係に深く関わっていることから、逆に感情制御を司る脳の発達は腸内環境(腸内フローラ)の影響を受けている可能性が高いとのエビデンスが示されています。そして乳幼児期は脳と腸が共に環境の影響を強く受けながら造り上げられていく大切な時期で、腸内フローラの原型は就学前までに作られます。心の不調を抱える若者の増加と低年齢化の時代、これには将来の見通しが立ちにくく変化が激しいVUCAの時代という背景があります。そして食生活の変化も。この時代を逞しく生き抜くためには、自分の感情を適切に調整する力「感情制御能力」を育むことがとても重要です。
長い夏休みとなりますが、すこやかな脳と腸内環境が整う生活を、ご家族で試行錯誤、楽しんでみましょう。 園長 髙田敦子
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