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やさしい心、
感謝する心が育ちます。
子どもたちは、この世にかけがえのない存在として生まれました。
子どもたちは、育ちゆくすばらしい「いのち」の種を宿しています。
ひとりひとりが、その「いのち」を輝かせるために、生まれてきたのです。

園長先生からの今月のメッセージ

「僕のようちえんは教会のようちえん」と園名を尋ねられた私の息子が○○幼稚園と言えずに答えたのがこの返事だったことを懐かしく思い出します。3人の子どものうち上の二人は、近くにある公立の幼稚園に通いました。小学校でのお友だちが出来やすいように、また近くで送り迎えが出来ることを優先したのと、通える範囲で気に入る私立がなかったのもその理由です。しかし当時住んでいた宝塚中山台ニュータウンの人口減少により、閉園となり2番目の子どもは校区外の公立幼稚園に通いました。3人目の幼稚園を考えた時、教会の幼稚園に勤めていた私はやはり公立の教育では何か物足りなさを感じ、一念発起、夫や祖父母の協力をお願いして私が勤めていた教会の幼稚園に通わせることにしました。バス、電車、バスを乗り継いで約1時間。往復2時間。私にとればお迎えに行くと1日4時間が送迎に費やされてしまいましたが、子どもが生き生きと楽しく通い、毎日持たれる礼拝の中で神様の存在を身近に感じ、お友だちや家族のことを祈る姿に、キリスト教保育が子どもたちの心を耕し、目には見えないものに心を向けさせ、一人ひとりが神様から愛されている大切な存在であることを五感を通して気づかせてくれることをありがたく思いました。卒園後は教会学校にも通いました。核家族や地域力の弱まりによって子育てが孤立化する時代ではありますが、教会の幼稚園は教会学校に繋がり、子どもたちは教会の人たちに見守られ育っていきます。わが子もその恩恵を受け、家族だけでは通り抜けるのが困難な思春期の育ちを支えていただきました。
教会の幼稚園であるすずらん幼稚園も今から93年前、西宮中央教会の幼稚園として甲風園の地に創立されました。神と人に愛され、自分を愛し、人を愛する子どもとして育ってくれることを一番の願いとして幼児教育を行い、たくさんの卒園生を送り出してきました。5月28日は世界中の教会のお誕生日 ペンテコステでした。イエス様が十字架にかかって亡くなられた後、弟子たちは臆病になっていましたが、復活したイエス様に会い、またペンテコステの聖霊により力を与えられてイエス様のことを堂々と語り始めました。こうした弟子たちの働きによって教会が建てられていったのです。西宮中央教会もキリスト教2000年の永い歴史の中から生み出された教会です。このすずらん幼稚園の子どもたちも「僕の、私のようちえんは教会のようちえん」と憶え、神様の愛に生かされる人生を送ってくれることを祈りつつ日々の保育に当たりたいと思います。(園長 髙田敦子)

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学校法人西宮中央教会学園
すずらん幼稚園

〒662-0832
兵庫県西宮市甲風園2丁目
4番15号
TEL.0798-65-1166
FAX.0798-67-4561

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