子どもたちは、この世にかけがえのない存在として生まれました。
子どもたちは、育ちゆくすばらしい「いのち」の種を宿しています。
ひとりひとりが、その「いのち」を輝かせるために、生まれてきたのです。
子どもたちは、育ちゆくすばらしい「いのち」の種を宿しています。
ひとりひとりが、その「いのち」を輝かせるために、生まれてきたのです。
今月の聖句
主に自らをゆだねよ 主はあなたの心の願いをかなえてくださる。あなたの道を主にまかせよ。
詩編第37章4-5節(旧約868ぺージ)
園長先生からの今月のメッセージ
先日は「子育てに大切な幾つかのお話」と題して、大阪教育大学教育学部教授の小崎恭弘先生の講演会を催しました。小崎先生は西宮市初の男性保育士として働かれた後、3人の男の子の育児休暇をとって子育てされました。その経験を活かして父親の育児支援をテーマに研究され、NHKの育児番組等、メディアでもご活躍されています。当日は子育てママのお悩みにパパ目線からのアドバイスや育児のポイント、パパも楽しんで育児が出来るコツを面白おかしく伝えてくださいました。
心に残った内容を皆様にも共有させていただきます。
『子どもが好きな人とは不快を取り除いて快を与えてくれる人、繰り返すことで安心安定を与えてくれる人、遊びや楽しさがある人。でもパパは意外と状況の変化が苦手、楽しく話しかけるのも苦手。そんなパパには赤ちゃんや子どもの気持ちを代弁して話しかけてみては。10回話しかければ子どもとの関係がランクアップ! ママとの良い関係を作るには家事や育児を手伝うことも大切だけど、できない理由や言い訳の前にまずママの気持ちに共感すること。嬉しい時もしんどい時も気持ちの共有。不機嫌は環境破壊、ママもパパも自分の機嫌は自分で上手に取ったり、二人で不機嫌の理由を話し合えることが子どもや家族の心の安定、平和に。子どもにはパパも「大好きー」と言ってみよう、大好きを体感できるダイナミックな遊びに誘ってみよう。心と体のつながりが密な子どもたちには体から大好きが伝わります。腕を広げて「おいで」と誘ってみよう。子どもだけでなく是非パートナー同士でも。互いの安心感信頼感が膨らみます。たまにはパパと子どもたちだけで出かけてみよう。その時ママは遠慮なく息抜きしましょう。パパのお留守番Grade1子どもが生きていたらOK。Grade2子どもの機嫌が良ければOK。Grade3家族にとって心地良い状態キープくらいに多めに見てあげよう。最初から完璧を求めないことが大切。夫婦の関係はあきらめない、逃げない。自分の辛さを伝えあうことができたら大丈夫。子どもが生まれたら自分のOSを変えましょう。成長に合わせても変えていこう。夫婦そろって自分の子どもを押し活No.1に。人とは比べないで自分の子どもに注目しましょう。条件なく全部好きと思えることで子どもの自尊感情、自己肯定感が育ちます。私の大好きな人が私を好きと言ってくれて、その反射を受けて子どもは自分のことを好きになります。良い親の条件は Good enough mother 過不足のない親、関西弁でええかげん。完璧な親でない方がいいのです。さあみんなで子育てを楽しみましょう。』
皆様のご家庭が平和でありますように。
園長 髙田敦子