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やさしい心、
感謝する心が育ちます。
子どもたちは、この世にかけがえのない存在として生まれました。
子どもたちは、育ちゆくすばらしい「いのち」の種を宿しています。
ひとりひとりが、その「いのち」を輝かせるために、生まれてきたのです。

今月の聖句

だから、わたしたちは落胆しません。たとえわたしたちの「外なる人」は衰えていくとしても、わたしたちの「内なる人」は日々新たにされていきます。   コリントの信徒への手紙二 4:16 (新共同訳 新約329p)

園長先生からの今月のメッセージ

残暑が厳しかった9月、暑さ指数を見ながらの保育でした。外遊びがいっぱいできるよう、子どもたちのために二酸化炭素を出さないエシカル消費を心がけたいと思わずにはいられない昨今です。
さて10月1日には来年度の園児募集が始まります。1930年の開園以来95年のすずらん幼稚園の歴史の中、ただ一つの想いと願いを持って保育が続けてこられました。この園児募集の時期になりますと、その歴史と大切な建学の精神に想いを馳せます。そして私たちがその想いをちゃんと引きついで子どもたちの前に立っているかなと。私は他の仕事上、様々な幼稚園を見させていただきますが、建学の精神はそれぞれの幼稚園によって異なり、大人が子どもをどう捉えるかによって、全く違ったものになります。子どもは子ども、本来どの子どもも変わらないのに、大人の子ども観によって、その幼児期に何が育ってほしいかという保育方針は千差万別となるのです。ですから初めてお子さんを幼稚園に入園させる親御さんにとれば、様々な幼稚園があることで大きな迷いが生じることでしょう。両親の教育方針と幼稚園の方針が合っていることがまず大切、そして現代社会では保育施設としての子育て支援の機能も問われるところです。しかしです!子どもにとってどうなのか。子ども本位であることとは。この視点を外してしまえば、人生の大切な土台が育つわずかな期間を台無しにしてしまうこともありうるでしょう。幼児期は学童期の準備期間ではありますが、即学習に結びつく教育ではないのです。ボーグ重子著「非認知能力の育て方」という本を読んでみますと、非認知能力とは主体性、柔軟性、想像力、自制心、自己肯定感、自信、回復力、やり抜く力、社会性、協働力、共感力を養って、正解のない問題に自分らしく立ち向かって解決していく力を指します。そしてこの非認知能力が最も伸びるのが10歳までの乳幼児期であり、この時期にはこの能力にフォーカスして育てることが重要であると書かれています。そしてそのためには何よりも遊びが大切、子どもにとって遊びは仕事、遊びは酸素のようなものなのです。神から愛されている一人ひとりの子どもの人生の基礎を培う大切な幼児期に、子どもたちが様々な遊びを自ら選びとり、集中して遊ぶことで、心を動かし、探求し、判断し、創造的に生きることができるように、すずらん幼稚園創立時の子どもたちへの想いを新たに振り返り、子どもにとって望ましい保育に取り組み、創り出していきたいと思います。 園長 髙田敦子

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