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やさしい心、
感謝する心が育ちます。
子どもたちは、この世にかけがえのない存在として生まれました。
子どもたちは、育ちゆくすばらしい「いのち」の種を宿しています。
ひとりひとりが、その「いのち」を輝かせるために、生まれてきたのです。

今月の聖句

野原の花がどのように育つかを考えてみなさい。働きもせず紡ぎもしない。しかし、言っておく。栄華を極めたソロモンでさえ、この花の一つほどにも着飾ってはいなかった。
            ルカによる福音書12章27節


園長先生からの今月のメッセージ

この春ひとつ大きくなった子どもたち、新しい環境に不安を覚えながらも心弾ませている新入の子どもたち、みんながフレッシュな気持ちで4月を過ごしました。初めてお子さんを幼稚園に送り出された保護者の皆さんも、心配や驚き、発見等、お子さんの姿に目を離せないことだったでしょう。また子どもから少し解放された感覚や手を離れた寂しさも味わわれたことでしょう。
「Now is the time to love」~今こそ愛する時 若い母親のために~J・Mドレッシャー著 これは私が若い母親だった頃に読んだ本の題名です。聖和女子大学で教鞭をとられていた故茂純子先生の薦めで読み、私の育児の支えとなった本です。『今こそが愛する時なのです。赤ん坊をあやすのは明日では遅すぎます。明日になったらよちよち歩きの子はもう質問攻めにしたりしないかもしれません。明日になったら学校へ行ってる子はもう勉強を見てほしいと言わないかもしれません。友達を連れてきて家族と一緒に楽しむようなこともなくなるかもしれません。(略)人生は人が初めて親となり、家庭を築く義務を負ったまさにその時に、愛することに時を費やす責任を親たちに負わせるものなのです。子どもたちは
一人ひとりを包み込む温かい親の愛を必要とします。子どもたちが幼い頃にはどんな特別な物を与えても、どんなに豊かな物を与えても、それでもって愛に代えることはできません。本当の愛は感情より意志であり、礼儀深いものです。礼儀とは自分以外の人の幸福と権利への心づかいを示し、親切と忍耐と他人の最善を願うことから溢れ出ていくものです。
親に礼儀正しく扱われることは、子どもにとって自分が確かに価値ある人間だと感じさせます。そのことは子どもの安らぎや自信といった感覚全部にとって必要なのです。
子どもが世の中に出て困難を排して進むのは、彼の自信によってです。子どもへの礼儀深い態度は最大の贈り物。これがなければ他のすべての贈り物は価値のないものとなります。心をくだき、心を込めた「ありがとう」「ごめんなさい」「どうぞ」の言葉は家庭に奇蹟をおこします。心のドアはこの3つの鍵で簡単に開くのです。』
この年度も皆様のご家庭が子どもたちにとって豊かな精神性の花ひらく巣箱となり、親としての成長の場となりますように、子どもたちとの今をどうぞ大切にお過ごしください。
                園長 髙田敦子
 

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2025-04-07
2025年度のほっこり広場は第1・第3の月曜日に開催いたします

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