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教会の言葉

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5月のメッセージ
2019-06-17
「乳飲み子のようになる」
「はっきり言っておく、子供のように神の国を受け入れる人でなければ、決してそこに入ることはできない」
(ルカによ福音書18章17節)
                         牧師  藤田浩喜
子どもを招かれる有名なお話です。ルカ福音書では、マタイ、マルコ福音書とは違って、人々が単に「子供」ではなく、「乳飲み子」までも連れてきた、と書いてあります。「乳飲み子」を主イエスから遠ざけようとする弟子たちを叱った主イエスは、「神の国はこのような者たちのものである」(16節)と言われます。それに続けて「はっきり言っておく。子供のように神の国を受け入れる人でなければ、決してそこに入ることはできない」(17節)とおっしゃるのです。「はっきり言っておく」は、主イエスが重要なことを語られる時に使われる言葉です。弟子たちを含めて私たちは、よほど真剣にこの言葉に聞かなくてはなりません。この箇所に続く18章18~30節には、これまた有名な「金持ちの議員」(=富める青年)の話が出てきます。主イエスはまじめな議員に。「持っている物をすべて売り払い、貧しい人に分けてやりなさい)と言います。主イエスに従って、永遠の命を受け継ぐために、この議員には何が欠けているのか、それを主は対話の中で彼にわからせようとされたのです。それと同時に、神の国(=神の御支配)に入られるために、大人にかけているものは何なのか。「はっきり言っておく」と念を押して。私たちにわからせてくださるのです。「子供のように神の国を受け入れる人でなければ」とあります。「子供のように」「受け入れる」。特に乳飲み子はそうですが、自分では何もできません。ミルクをもらったり、おしめを換えてもらったり、受け入れることしかできません。親や周りの人にすべてをゆだねるしか、生きるすべはありません。しかし、それ以外の姿はありえないというほど自然なのです。また、乳飲み子は泣くことしか、気持ちを伝えるすべがありません。だから、顔を真っ赤にして、からだ全体を拡声器にして、助けを求めます。その声を周りの人たちは放っておくことができないのです。乳飲み子が私たちの模範です。神さまは、私たち一人一人に頼ってほしい、祈って助けを求めてほしいと、切望しておられます。神さまは、そうされるべきお方です。「子供のように」「受け入れる」ことが大切なのです。(2019年5月)

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